現場日記
下塗り作業
今日は、以前から塗装工事に入っている小牧市O様邸の下塗り作業を行いました
外壁が、ALCパネルで施工されていて目地部分はシーリングを増打ち
下塗りは、微量なクラックにも追従する「微弾性フィーラー」を使用
今後、少しのクラックでも下塗り部分でカバーできるようにします。
シーリング部分は、新たに既存の模様と同柄を付けての施工です
この下塗りが一番重要なので、慎重に規定量の塗膜をつけての作業です
養生
今日は、養生に付いて少し
外壁の塗装を行う場合、まず始めに行うのが高圧洗浄(新築の場合はしません)
それから、サッシや付帯物の養生を行います
この、養生が不十分だと塗装をしたときに塗料の飛散で汚してしまうことになります。
御社では、「これでもかっ」て位に養生を行います
なぜなら、汚れたとき後の掃除の手間や、掃除したからといって綺麗になるとは限らないからです。
少しの時間で出来る養生なので、余分目の養生を心がけています
そのときに使う「マスカー」というテープつきのビニールがあります。
これまた画期的な商品で、テープ部分をサッシ等の枠に貼っていくと、ビニールも同時に貼れてしまう
商品で、始め見たときにはびっくり、「何て合理的な商品なんだ」と思いました
しかし、これまた貼り方が難しかったです。テープを伸ばすと伸縮しているビニールも同時についてきて
テープを貼った後にビニールを伸ばすのですが、風が強い日や慣れていないと、伸ばす前にテープ部分にビニールが
慣れるまで、結構な時間が掛かりました。
一昔前は、最初に養生テープを枠に貼って、その後に大きなビニールをカットしてテープに貼り付けていましたが、
この先どこまでいろいろな商品の進化は続くのでしょうか・・・・
この時期に?
今日は、本当にいい天気で気持ちの良い一日でした
昨日、お風呂上りに胸の辺りを見たら、なんと、この時期に
「汗疹」が出来ていました
どうしてかな・・・と思っていたら、この冬の時期に外作業はすごく寒いです
防寒としてヒート
寒さ対策をしています
外での作業のまま車に乗り込むときが多々ありますが、そのときに車のエアコンを
付けて乗っているのですが、たまに胸の辺りに汗をものすごく掻くときがあります
心当たりは、そのときの汗が「汗疹」となって出てきているのだと思います
痒くはないのですが、これ以上広がるのを防ぐため、「オロナイン」で対処しておきました
今日からは、「汗疹」対策としてエアコンは付けずに車での移動をしています。
身体はデリケートに出来ていますね
雨漏り・・・
今日は、雨漏りが生じている現場の現調でした
ある企業様の研修寮で、建物は、コンクリート造で
屋上はシート防水が施工してありますが、
雨漏りは、どこから漏れているのか特定することから始めますが
屋上のシート防水層はどこも劣化していません。
手摺が付いているのですが、シート防水面との取合いは全てシーリングが施工されているので
解らない時は、ひとつ一つ怪しいところを潰していくわけですが、今回は雨漏りしている上の防水面を
切開し新たに施工しなおすことから始めて行きたいと思います
長い工期になると思いますが、焦らず気長に突き詰めて行きたいと思います
瓦の塗替え
今日は、一日雨模様でした。2015年になってからは週に一度雨が降っているような・・・
雨天なので、現場は中止でしたが、先日洋瓦の下塗り工程を行ったので少し書かせていただきます。
瓦と言っても、全部が全部塗替えが必要な物ではありません
塗替えが必要ない瓦は「窯で焼いた瓦」=「釉薬瓦」「磁器瓦」「いぶし瓦」です。
ここ数年で建てたお家で瓦が施工してある所はほとんどがこの瓦が使ってあると思います。
塗替えが必要なのは、「モニエル瓦」「セメント瓦」です。瓦らの切り口を見ると分かりやすいと思います
写真のようにいかにもセメントと言うような感じや、ザラザラした感触がある瓦は塗替えが必要です
単に塗替えをするといっても、このような瓦は下地処理が一番肝心です
まずは、高圧洗浄でコケや藻の不純物を取り除きます。ここからが肝心
「モニエル瓦」「セメント瓦」の表面は塗装により仕上げられているので、その塗膜の
スラリー層という層との密着性を図らなくてはいけません。
そこで、下塗りにスラリー強化プライマーという塗材を用いて、スラリー層と塗替え塗材の密着を強化します。
写真が、プライマー塗布状態です。少し青みかかった塗料です。
瓦の塗装は塗材の選定が重要です
写真はプライマーまでですが、今後完成後の写真もアップしていきます